〜参考書が君を選ぶ〜
長年、教師という仕事をしていると、
「参考書が多すぎて、何を買ったらいいのかわからん。」
という、生徒たちの切実な声をよく聴きます。
僕自身も学生時代に同じように悩み、先生や友達からオススメを聞いては試し、時には「これこれ!こういう参考書を探してた!」という運命的な出会いもあれば、はたまた「なんだか合わないなぁ…」とか「頭のいいあの人がオススメしてたし」とか「せっかく買ったし」と思いながら、いわゆるBuyers remorse(買って後悔)を抱えて使い続けることもありました。
きっとこのサイトにたどり着いた人の中には、同じ悩みを抱えている受験生の方が多いのではないでしょうか。
さて、このサイトではそんな参考書選びのお手伝いができればと思っています。
教師として、今まで100冊以上の参考書を手に取ってきた僕から、受験生の皆さんに合った参考書をご紹介していきます。
もちろん買って後悔はさせませんよ。是非参考にしてもらえればと思います。
ただし、インターネット越しに、不特定多数の人全員に、ピッタリ合う参考書をご紹介するのは容易ではありません。ですので、このサイトを見る前に必ず次のPOINTをはっきりさせましょう。
- 現在の全国偏差値
- 目指す大学
なぜこの2点が重要なのか、それには「合わない参考書」のからくりにあります。
合わない参考書の多くは、学習者のレベルに合っていないことがほとんどです。(他にも学習内容や学習方法に合っていないなどの原因もありますが)
「そんなの当たり前でしょ」というみなさんの思いが画面越しにも聞こえてきそうですね。
みなさんもお分かりの通り、決して買った参考書が悪い参考書だったわけでもなく、紹介した人が嘘をついているわけでもなく、その参考書を選んでしまった学習者にミスがあります。
特に、参考書のレベルを把握できていいない場合が多いでしょう。例えば、本屋での立ち読みで、人からの口コミで、その参考書はどの偏差値帯の学習者に向けた物か、どの大学の入試対策に役立つのか、もっと言えばどの学年での学習に役立ち、どの単元・分野の学習にフィットするのかなどなど…。これらがはっきりと分かるものなのでしょうか?
僕は不可能だと思っています。もちろん実際に買って使ってみれば合う合わないはわかりますが、それこそBuyers remorseになりかねないわけです。
そこで、このウェブページを役立ててほしいのです。偏差値帯や目標とする大学のレベルにあわせて、受験生が「買うべき参考書」を紹介していくのがこのサイトの意図です。
参考書を探しているお金のない学生さん、生徒たちに参考書をオススメしたい教師や塾講師の方の助けになりたいと思っています。是非ゆっくりとご覧になってください。
では、素敵な参考書との出会いを求め、一緒に参考書探しの旅に出発しましょう。